試合レビュー
3-2-5の形でのビルドアップが基本になっているチェルシーであるがこの試合ではダブルボランチの一角のフェルナンデスと左サイドバックのククレジャが右と左のインサイドハーフの位置を取った3-1-6の形でビルドアップを行った。対するブレントフォードは5-3-2ブロックで試合に臨んだ。
序盤はブレントフォードは前からプレスにはいかないでカウンターを狙っていた。チェルシーは中盤の3枚の横のスペースをうまく使い、左右のアーリークロスからの得点を狙っていた。その結果前半チェルシーに得点が生まれた。右からのアーリークロスにククレジャが合わせて見事に狙い通りであった。
後半、得点が欲しくなったブレントフォードはブロックを敷いて守るだけでなく、前からプレスをかけて得点を奪いに行く姿勢をみせた。ブレントフォードが前がかりになったところでカイセドがボールを奪ってからのショートカウンターで2点目を奪った。ブレントフォードは90分にカウンターから1点目を返すも2-1でチェルシーが勝利した。